2016年4月30日土曜日

3の3 座標に導火線と燃え痕(あと)を描こう。前篇

客車イメージを、さらに変形しよう。
スーラの点描画にならって、客車側面輪郭線をドットにした。





鉄道客車は鉄やアルミで、できている。ステンレス鋼もかな。
鉄(Fe)や、クロム(Cr)の原子がドット(点)として存在している。

複数のドットが、互いにほとんど位置を変えない姿を、
客車イメージ側面輪郭線として認知している。


客車イメージ単独だと客車の全長(大きさ)が、わからなかったけど、

原子のドットを導入したから、金属原子の大きさと互いの接し方で、
客車側面輪郭の大きさがわかるようになる。けれど、これは無視する。

だから、ドットはドットで、原子ではない。点々で客車側面輪郭線を描いた。







点々を、ヒトの脳が繋げて客車側面イメージ輪郭線としたものを再度描きなおした。
写真や液晶画面もドット群で構成されているから、輪郭線はヒトが認識するもの。

物理的には光の干渉とかあるかもしれないけど、狭いスリットを通過した、干渉とか回折。
ま、無視。

ここでは、xy平面に x軸を数直線として導入し、等間隔の目盛りを導入した。

等間隔の目盛りを、枕木側面と思っていただきたい。


本物の枕木側面は幅があるけど、ここでは枕木を中心に縦に分割した線を、
数直線の目盛りとする。

客車側面イメージ全長が6目盛り分に、なっている。



枕木と枕木の間隔、
厳密には、枕木側面中心縦線と枕木側面中心縦線の間隔。

この間隔を「1光秒」=30万キロメートルとする。

客車中心から、展望車と先頭車に向けて放った光子が、
それぞれ3秒後に、隣の車両へ向かう扉にぶつかる。


数直線上の存在や、事象を瞬時に知ることができるのは、
xy平面外にいる、「数学者の眼」によるものだ。

物理じゃ、実験器具を使って、同時であったかどうか、
光子が扉にあたった時刻が、いつ(何時)なのかを知る必要がある。

「数学者の眼」は、座標に描いたものをすべて見渡せる気になっている。

だから手続きなしで、客車内観察者は、

2つの光子が、それぞれ別の扉に同時にぶつかったことを当然とした。



普通に、新幹線の乗客として客車内の椅子に座ってみよう。

進行方向反対に、背もたれがある。
グループで旅行してるなら、背もたれを進行方向にしているヒトもいる。

先頭車への扉と、展望車への扉を同時に見ることはできない。


ま、ここは、ヒトや猛禽類の鳥。ライオンやトラじゃなくて、
魚や馬のような、自分が進む方向に眼(視線)がない動物になった気になれば、

先頭車への扉と、展望車への扉を同時に見ることができる。

カメラ2台をくっつけて、客車中央に置き、
別々の位置にある扉2つを観察させるでもいい。

この場合、6秒後に客車中央に情報が届く。

電子群を放って、戻ってくる幾つかの電子達から、
航空機の位置を知る、空港管制レーダーと同じだね。


フィゾー 光速度

フィゾーが光速度を測定した方法(1849年)
FNの高校物理
http://fnorio.com/0129Fizeau_1849/Fizeau_1849.html

や、

マイケルソン・モーレーの実験


ここでも同じだね。

光子を放って、行って、戻ってしてる。

客車の中央と、客車の両端が、同時に存在しているを前提にしている。

あたりまえのこと。


客車の中央と、客車の両端が、ある空間に同時に存在していることを、
手続き化、規格化しないと、電磁現象の相対性概念は語れないんだ。

その単純トリックを説明する為に、

くだらない当然のことを一々(いちいち)説明している。



これを書いている俺は、ものすごく不安。
書いていることが、あたりまえ過ぎて、くだらなくて。

でも読んでくれると信じて、

では、いきなり。


フィゾーの実験も、マイケルソン・モーレー、モーリーじゃないのか。
ま、いいや。どっちでも。カタカナは。

この実験って、客車の内側でやってるのと変わりがないよね。



動いている客車の場合を実験していない。

実験解釈をして、この実験系が動いて見えるヒトには、どう見えると、
幻想して、自分が妄想していることに気付かないで、

エーテルの風がどうのこうの。存在するだ。存在しないだ。

そんなことより、これじゃ、天動説の、地球から見た世界だけの観察リポート。



話を戻すよ。


客車中央に設置したカメラ2台にとって、
展望車への扉とか、先頭車への扉の今現在の存在は不明。

太陽が見えたって、8分前の光を見ている。
ベテルギウスが、すでに超新星爆発してるかも、わからない。

相対性ってのは、アインシュタインのも、ガリレオのもだけど、
こっちの動きとあっちの動きの相対性の話してるけど、

存在を座標に手続きなしで記述できたガリレオの相対性原理のときと違って、



電磁現象の相対性じゃ、こっちの動きとあっちの動きの話に入る前に、
観察対象(扉2つ)が同時に存在しているかさえ、わからない。

動きの話に入る前に、ここから始めないと話にならない。


根本は、ローレンツ変換のローレンツを代表とする、
19世紀生まれの方々が、勘違いし、

自分は頭いいと思ってる20世紀生まれの頭でっかち達が、
物理業界に跋扈し、アインシュタインを擬似神格化したに過ぎない話なんだ。


「客車中央に設置したカメラ2台にとって、
展望車への扉とか、先頭車への扉の今現在の存在は不明。」

なら、この2つの扉が、客車中央に対して動いてる可能性だってあるわけだ。
光子を放って、光子が反射して戻ってくるまでに。

レーダーで電波放って、航空機に反射して情報獲(え)る世界じゃ当然のこと。

逆算して、電波がぶつかった位置がわかる。

相手の航空機の速度なんて関係ない。



しばらくして、再度、電波出して計測すると、
再度、相手航空機の位置がわかる。

そこから推測して、航空機の速度がわかる。

まず、この当然のことを、どっかで覚えといてね。


哲学や精神分析なら、2度の計測対象だった相手航空機の同一性さえ
疑わなきゃならん世界だけど、

情報将校やスパイの世界だと、まあ、そういうもんだけど、

そこは端折(はしょ)るよ。

情報の信頼性とかノイズとか、騙し合いの世界は。





単純トリックがわかったら、パルメニデスの話になる。


科学哲学:量子言語


パルメニデスというヒトは、動きとか運動というものが、ない。
ということを言ったらしい。

単純トリックがわかると、パルメニデスそのままじゃないけど、
現象学とか認知から、電磁現象の相対性概念が見えてくる。


観察対象の同一性と、観察者の同一性のダンスなんて話も。
すべては、くだらん単純トリックに気付いてから。




ミンコフスキーの光円錐(こうえんすい、light cone)にとって、
現在時は点だよね。それ以外は情報によって再構成されたもの。

その厳密を、やろうとしてるってわけ。

東晃史(ひがしあきふみ)の等時概念使って。

技法は、ジャック・ラカンの整理の仕方で。






じゃ、話を戻して、これから当然の話の連続をさせてもらう。



再度、同じ図。ここでは無限性の数直線から、
約10光秒の線路が切り出されている。





枕木が、10個か11個見える。


今度は、10光年分の線路を用意しよう。

60(秒)x60(分)x24(時間)x365(日)x10
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=60x60x24x365x10
315360000秒

約315360000個の枕木を描く。面倒だから端折るよ。


同じ画像大きさ、背景の黒板画像を表示するのに使ってる液晶画素数は、
約10光秒長さの線路に6光秒長さの客車イメージを描いた時と同じ。

枕木を、約10個から、
約315360000個描くのは面倒だからさぼったけど、
液晶画面の横列の画素数が3億個もないから、どうせ表示されない。

ここでは客車イメージを色違いの2点で強調して表しているけど、
遠近法の消失点みたいな、「ここに6光秒長さの客車イメージがあるよ。」
と、指し示すことしかできない。

これが頭の中のイメージの世界での大きさ。




じゃあ、実際、眼やカメラアイで、
正面に10光年長さの直線性線分線路を用意したら

どう見えるだろう。


ここはズルをさせてもらって、分解能とか光の波長とか無視するよ。

幾何学として考えてもらいたい。


正面に長いものを見るには、視野内に入れなきゃだ。

視野角180度だとシュモクザメ(ハンマーヘッド)みたいになって、
正面とは言い難(がた)い。

視野角を60度でも90度でも120度でも好きなのにして、
10光年長さが視野に収まるようにする。

そうすると、2等辺三角形の頂点から底辺に下した垂線が、
奥行き距離になる。

カメラ位置から底辺両端への斜線距離、
10光年長さ線路両端への距離、同じになるけど、

ほかの線路各部へのカメラアイからの距離が不揃い。


線路上を動いていない6光秒長さの客車側面輪郭だけに注目しても、
カメラアイからの距離が、

輪郭を構成する各点までのカメラアイからの距離が、バラバラ。



30センチ定規を壁にあてて、片目で見れば、わかること。

普段見ている「もの達」表面の、過去度合がバラバラ。



オリンピック 写真判定 100メートル


写真判定カメラから遠いヒトの姿は、より過去のものだから、
カメラ1台による、奥行き方向の瞬間撮影だと、

カメラに一番近いヒトが得をするね。

もちろんオリンピック程度じゃ、電磁現象の近接作用の
情報遅延は関係ないだろうけど。




10光年線路長さ背景に、6光秒客車イメージに注目する場合は、誤差少ない。

でも、10光年線路長さ背景に、6光年客車長さに注目だったら、
誤差がもっと大きくなる。


空港管制レーダーが100km先の航空機を発見したのと、
6km先の航空機を発見したのでは、

電波が航空機に反射してから
情報が空港管制レーダーに戻るまでに、より時間がかかるから、

今現在の航空機位置が、空港から遠い程、不確かになる。






同時刻存在側面をイメージしようとしたのに、
局所点からの眺めは、それを許さなかった。

まだ、客車が線路の上を動いていない段階で、これだ。


写真じゃなくてビデオ。ムービーにして、同時刻の部分を寄せ集めなきゃだ。








愛媛松山の石手寺。その近くの橋から、水道橋(水道管用の橋)を撮影したもの。
https://www.google.co.jp/maps/@33.8447188,132.7973721,17z




クローズアップして、水道橋の黄色い支柱を枕木と見立てて、
緑色で強調した。等間隔の目盛りとする。




iPhone6Plusで、撮影した地点をgoogle地図で。
赤い矢印の橋中央あたりから
黄色で囲った水道橋を撮影している。




この写真に上書きした、6単位長さの客車側面イメージを、

6光秒長さと見立てたり、
6光年長さと見立てよう。

視野角を90度とする。





そうすると、撮影位置から客車側面イメージに下した垂線の長さが、

3光秒長さだったり、
3光年長さになる。


カメラが存在する平面から、水道橋のある平面までの奥行きが、
こんなに違う。

頭の中だけでするイメージ、アインシュタインの思考実験、奥行きなしのだったら、
同じ枠、同じ液晶画面のフレーム内にたくさんの枕木を描くだけだったが、

カメラアイと視野角が関係してくると、
水道橋の存在する平面、

ガムランの影絵ならスクリーンに相当するところまでの距離を
比例させなきゃならなくなった。




客車両端への視線距離は、
3x√2光秒長さだったり、
3x√2光年長さだったりする。



イメージとしては、同じ比率のものだけど、
客車各部の同時刻情報を集めるのに、

真正面は、3秒待ったり、3年待ったりする必要。

客車両端は、3x√2秒待ったり、3x√2年待つ必要。


カメラアイ1台だと、動画にして、何枚もの静止画を集めないと、
ある時刻の客車イメージ各部すべてを描けないことがわかった。

同様のことは、線路に対しても必要。


これで、線路の上を客車を走らせて、動画撮影し、
同時刻の補正をすれば、

アインシュタインの思考実験。
その結論。「同時性が破綻している」が、

本当かどうか、わかる。



でも、そんなことしないでも、

アインシュタインの思考実験が破綻しているのを


お見せしましょう。




上の青線は、無限性の数直線から10光秒長さを切り出した線路。
枕木は等間隔で1光秒長さごとに描かれている。

下の青線は、無限性の数直線から10光年長さを切り出した線路。

これも枕木は等間隔で1光秒長さごとに敷設されてるけど、面倒なんで描いてない。
3億個ぐらいの枕木が描かれてないけど、等間隔で存在してる。


無限性の数直線から切り出された線路や枕木群は、どこも同時刻であることが、
黄色で描かれた、秒針だけのアナログ時計で強調されている。


秒針は、等角速度運動をしている。
物理的秒針だと、遠心力とか重力とか関係してくるので、
液晶画面に表示されたアナログ時計にしとく。

x秒で1回転するアナログ時計秒針。
1秒で、どのくらいの角度回転するか明記しないが、

同じアナログ時計を同期し、枕木すべてに埋め込む。


今見ているのは、xy平面に描かれた x軸数直線。

「数学者の眼」で見ているので、
この xy平面のどの部分も同時刻である。



同様に、客車だけをイメージし、
客車輪郭イメージを構成するドット群をアナログ時計とする。


のドットをすべてアナログ時計群にする。



ただし、この時計はπ秒で1周するとか、
√n秒 nは整数。で、1周するとかにする。

無理数にしよう。

別に意味はないが、

線路枕木の時計は有理数での1周時間。
線路上を走る客車輪郭時計は、無理数での1周時間とする。


アインシュタイン仮説だと、
基準系と慣性系では時間の流れが異なるそうなんで、
最初っから別々の角回転速度の時計群を埋め込んだ。


線路の上に、アナログ時計群で輪郭が描かれた客車を載せる。



枕木時計群の秒針は、すべて同じ方向を指しながら回る。

客車輪郭時計群の秒針は、すべて同じ方向を指しながら回る。





さて、客車イメージを線路上で走らせよう。

ここで、客車が進行方向に縮んで、と、縮まないのを
場合分けするべきなんだが、

特殊相対性理論の解説本では、それすら配慮していない。

いまは、このことは言及しない。
あとで、ちゃんと場合分けの絵図も提供する。


客車中央から、展望車と先頭車へ向けて光子を放つと、
先に、展望車へ向かった光子が扉にぶつかる。

だったね。


この時の真下、線路の枕木時刻を見てみよう。
枕木は1光秒毎に敷設したけど、

いまは数直線相手だから、稠密に無数敷設したということにして、

枕木アナログ時計秒針が、普通の時計の3時方向を指しているとする。

一方、客車輪郭アナログ時計秒針が、普通の時計の10時方向を指しているとする。




客車内観察者になってイメージしてみよう。

客車の真下。線路枕木群は、どこも同じ時刻を示してるハズだ。
展望車への扉真下の枕木時計が3時方向を示しているなら、

先頭車への扉真下の枕木時計も3時方向を示してるはずだ。


扉位置には、扉自身と光子存在。
そして客車輪郭時計と枕木時計の4つの存在が集まってる。

客室内観察者にとって、違いは、展望車か先頭車への扉というだけ。
あ、光子もか。光子に違いがあれば。

2か所どちらも同じ時刻を示している。

客車輪郭時計秒針は、10時方向を指し、
線路枕木時計秒針は、3時方向を指す。

厳密には客車床高さと枕木の床高さ、y軸高さを同じとするの注釈いるが。



線路を無限性の数直線から有限区間をイメージ化したが、
頭の中で、無限性を再度付与しよう。
そこに、無数の稠密な間隔で枕木時計があることをイメージ。

客車も、すぐ隣が展望車や先頭車ではなく、
自分と同じ客車と連結しているとする。連結が無限個繋がる。


どちらも数直線になった。


数直線が、イメージ化してる範囲だけ縮むというのも、おかしな話だが、
それよりもっと具体的矛盾に目をやろう。向けよう。





客車外観察者(線路と同じ慣性系)にとっては、どうであろうか。


まずは下手な絵図で。次のページでは、もちっとマシなの出すけど。




白点は、光子2つを左右に放ったときの、客車中心位置。
今現在の客車中心位置は、白矢印分だけ右に進んでいる。

右というのは、先頭車のある方向。
画面を逆立ちして見るヒトもいるから注釈。

赤矢印は、左右に同じ距離進んだ光子2つの軌跡を表している。

線路脇に、導火線。燃える速度が光速のがあったら、
こんな感じ。


客車床にも、導火線をイメージしとこう。

白点の位置で、その時刻に同時に着火したら、
客車導火線の右端現在位置は、光速を超えてしまう。

これについちゃ、もちっとあとで、トリック説明。





さあ、ここでの本題。


線路と同じ慣性系の、客車外観察者は、
このアインシュタインレベルの奥行きなし xy平面思考実験をつぶさに調べる。


展望車への扉位置に左に向かった光子が到着している。

このときの時刻は、線路枕木時計だと3時方向。
光子を放ったときのは、12時方向だったとする。

客車輪郭時計は、10時方向。
光子を放ったときのは、12時方向だったとする。

もちろん回転は、時計回りとする。どちらも右回り。

1周にかかる時間は言及してないから、
経過時間は、線路枕木時計群基準。

客車外観察者のデジタル腕時計と線路枕木時計群の経過時間は同じ。


一定時間で客車中央が移動した距離から客車の速度もわかる。


扉と光子がぶつかった極小空間に注目しよう。

線路枕木時計: 秒針が3時方向を示す。
客車輪郭時計: 秒針が10時方向を示す。


この時刻の、

扉と光子がまだぶつかっていない先頭車への扉位置の極小空間に注目する。

線路枕木時計: 秒針が3時方向を示す。
客車輪郭時計: 秒針が10時方向を示す。



あれれ。事象は前後しても、事象内容は違わないが、
特殊相対性理論のハズだぜ。


客車内観察者は。先頭車への扉位置の極小空間でも、

線路枕木時計: 秒針が3時方向を示す。
客車輪郭時計: 秒針が10時方向を示す。

この状態の時に、時刻に、光子も一緒だぜ。




画像を1ページにたくさん載せると、編集時エラーが起きやすいので、
続きは次のページに。


次は、

3の4 座標に導火線と燃え痕(あと)を描こう。中篇


mokuji ヘ





俺にとって、特殊相対性理論が解ける問題だと
切欠(きっかけ)を与えてくれたヒト。

頭でっかちの免状だけ持ってる物理博士共(ども)の相手は、
窪田氏の存在がしてくれた。




窪田 登司氏

http://www.d1.dion.ne.jp/~kubota_t/ein-kubota.html






次は、

3の4 座標に導火線と燃え痕(あと)を描こう。中篇


mokuji ヘ


3の3 座標に導火線と燃え痕(あと)を描こう。前篇 END

2016年4月29日金曜日

3の2 客車側面輪郭を、たくさんの時計で作ろう。



数学で式を変形して見易くするように、イメージの理解も
幾何で補助線を使ってわかりやすくするようなことをしよう。

客車イメージを描きなおす。



























展望車と先頭車に挟まれた客車。

客車側面、
後方半分を赤で示し、
先方半分を青で示した。

色の波長のことは考えないでくれ。ドップラー効果の説明するんじゃないんで。



列車を描いただけなので、列車が線路に対して停止しているのか、
先頭車延長方向に走っているのか不明。

ここでは客車だけに注目して話を進める。




客車が線路に対して止まっている状態をイメージする。
この状態を x軸を線路とした数直線を xy平面に描こう。

客車外観察者は線路と同じ慣性系とする。

y軸と、「客車を赤と青の範囲に分割する縦線」を重ねよう。

x軸は、「客車の床面高さ」とした。




























xy平面座標は無限性であるが、黒板や教科書、ノートに描くときは
勝手に描画範囲を、描く対象より大きめに取っている。

無限の広さをイメージすることもできなければ、描くこともできない。
だから適当な広さの、大きさの、描画範囲を無限平面から切り出している。

それ自体は座標を描く嘘として、仕方のないこと。

のちに、描画範囲の取り方に、手続きが必要なことを知る。
でも、いまは飛ばす。

ここでの描画範囲とはA4コピー用紙。
あるいは、その背景に使われている長座布団。
60cm X 120cm ぐらいの布地面から、

iPhone6Plusのカメラアイ視野角がA4コピー用紙が内包できるように撮影してるけど、
この長座布団背景布地の割合(額縁)は、毎回俺が適当に撮影してるんで、

額縁の太さバラバラで、
画面上のA4コピー用紙の見かけ大きさも、微妙に異なっている。

これをスキャナーアプリでA4コピー用紙の輪郭で切断し、台形補正をすれば、
A4コピー用紙見かけ大きさが画面上で揃ったもの、同じ大きさの画像となる。





さて、本題に入ろう。


客車中央から

光子1つを x軸プラス方向に、
光子1つを x軸マイナス方向に同時に放てば、

客車内観察者は、

先頭車への扉と
展望車への扉に

同時に光子2つが、ぶつかったと認識する。



ちょっと、厳密にしよう。

客車内観察者と、従来は呼称していたが、
客車内のどこにいても、いい、というわけじゃないと思う。

光子を両方向に放つ高さは、客車床面高さとしておく。

客車中央に客車内観察者が居れば、

先頭車への扉に光子がぶつかった反応、
ミラーでもハーフミラーでもいい。

それとも、光子がぶつかると、音を鳴らす装置でもいい。

それが客車中央に居る客車内観察者局所点に情報として伝わる。

展望車への扉に光子がぶつかった反応も同様に客車中央に情報として戻る。



この2つが同時だと言えるのは、
客車内観察者身体位置が、客車中央であった場合だ。



























従来は、客車内観察者の身体位置が特定されてなかった。
客車内観察者の身体大きさというのも必要なんだけど、

レンズ口径が

ニュートンリング 色差

これであってるかもわからんが、カメラレンズの口径と、
複数レンズ使っての屈折利用しての焦点調整とかで、
波長がどうのこうのとか、ズレが。とか。収差かな。

カメラの設計は、やたら、ややこしいことがあるようなんだけど、
いまは、無視するよ。光学(フォト)とか工学(エンジニアリング)は捨象。



従来は、不思議だよね。

どうやって、2つの扉に、別方向に進んだ光子それぞれが同時に
ぶつかったか、確認する手段、機器の設定を述べてなかった。

アインシュタインの思考実験は座標だけで同時性確認済ませた、
机上の空論だったわけだ。



数学者と同じように、超越的に、情報を獲(え)る手段も考えずに、
数直線上の2点の状況がどうなってるかを、瞬時に知ることができるを前提に、
アインシュタインの思考実験が、成立。万歳、万歳。すごい、すごいしてた。



光速は電磁現象で、近接作用。

それなら、情報を摂取する身体位置。いまは、点で誤魔化しとくけど、
身体がなきゃ、情報を獲る局所点がなきゃ、

脳がなきゃ、2つの出来事なり、諸項目を同時と認識する観測者がいないことになる。

数学じゃ、観測者は身体をこの世に持たないでもいいようだけど、
物理じゃ、光景の観察なら、視野範囲の光輝2点なり3点の同時性観察者と、
その観察時刻を結び付ける観測者の位置が問題となる。




世界を描く方法には、3つの立場がある。


1つは斥候。局所点での観察者。

地球から見れば、オリオン座の3つ星は、線分に見える。
しかし、この宇宙を3次元空間的に考えると、

3次元空間内の3点が、三角形の頂点、3つの角(かど)に見える観察者の位置もあるだろう。

夏の大三角形

























夏の大三角形のベガ・デネブ・アルタイルが、
地球から見た、オリオン座の3つ星のような線分として見える
宇宙の局所点位置があるだろう。

まだ、ここでは従来の数学幾何空間での話をしている。
電磁現象を記述するには、近接作用による情報遅延を絡ませる必要があるんだが、

話を分けて、コマ割りして、話を進めている。
別の基礎要素に注意を向けてもらいたいから、コマ割りしている。




3次元空間内の動かない3点。そして、その3点位置とは別の位置にカメラアイを設置する。

まずは、厳密にしないで、幾何の頓智問題レベル。



オリオン座の3つ星、オリオンのベルトのように線分に見える場合があった。

このオリオンのベルトが、
夏の大三角形のように平面に描かれた三角形に見える
位置が宇宙にはあるハズだ。


線分は直線の一部である。線分は点を内包する。
三角形は平面の一部である。閉じた面は点を内包する。
輪郭線で平面を内と外に分割する。


バックネット裏の観客席からは、ピッチャーの投げるボールは、
真っ直ぐ、近付いているように見える。

このような位置だと、野球のボールだと、段々、観察者にボールが近付くと、
ボールの見かけが大きく見えてくる。

そしてボールがぶつかる。


見かけってのは、視野範囲に占める、ボールを描き出す画素数割合だ。
カメラアイの光学素子群でも、網膜細胞群でもいい。


これらセル(細胞)が100個あったとしたら、
ボールが近付くにつれ、最初1個使用でボール描画していたのが、
次に10個。そして、ぶつかる直前には99個となる感じ。

スキャナーアプリで、長座布団背景額縁をカットしよう。

























すると、こんな感じで、このブログの下地白色とA4コピー用紙画像の
輪郭、境界が不鮮明になり、

列車イメージが、無限性平面に枠大きさなし、
比較できる額縁大きさ、既存情報なしで描かれた感じになる。

A4コピー用紙に描かれた列車イメージは、
100円ショップで、12色100円の消費税込みで108円のサインペン
で、描かれた。

緑の色は、ホワイトボード用の6本100円のかな。


A4コピー用紙に描いた場合、実際の長さの世界だ。
そこでは、サインペンで線を引けば、サインペンの液体が紙面に使用される世界。

だが、頭の中で、列車イメージをするとき、
列車イメージだけをするとき、そこには、大きさのイメージがない。

A4コピー用紙内側に描いたり、
60cm X 120cm長座布団布地を背景額縁として、
iPhone6Plus固定視野角で、A4コピー用紙を1画像内に内包させた場合、

俺は、スマホカメラアイとA4コピー用紙の距離間を
撮影時調整して、A4コピー用紙全体が1画像内に入るようにしている。

ピッタシは無理なので、余白としての長座布団布地背景が、
1画像枠とA4コピー用紙に挟まれて額縁になっている。




平面は無限性。

そこに直交する x軸と y軸を描く。



























潜望鏡で敵輸送艦を正面中央に捉えた感じ。
人型の大きさは不明だけど、ヒト輪郭線内側、内部空間の1点をピンで留めれば、

カメラに内蔵したソフトウェアが、常に対象を追い掛けてくれる。
正面に常に対象を捉え続けるように。

ミサイルの画像認識ソフトウェアを使った自動追尾システムみたいなもんだ。

ミサイルはバカじゃないんで、敵戦闘機を視野中央に常に捉えるようプログラムされてない。

だって、それじゃ、地球の重力とか使って、
ミサイル側の位置エネルギーを浪費させる回避行動するパイロットもいるから、

地形データや、位置エネルギー、敵戦闘機の旋回性能、各高度での。
そしてこちら側ミサイルの各高度での運動性等から、

最適接近コースを演算する。


俺がする、敵を正面中央に捉え続けて追い掛ける単純なもんじゃない。

だが、こういうのは技術者に任せて、いまは単純なことをやっている。


ただし、電磁現象を光速基準で記述するには、イメージの論理、
いくつかの同時性認識の手続きが要る。





話を元に戻して、


x軸と y軸に単位を導入しよう。目盛りを書き込む。





























単位を導入したから、人型の大きさが、単位2の正方形より小さいことがわかる。
半径1の円内にすっぽり人型が入るとか、
半径√2の円内にすっぽり人型が入るとかが、言えるようになった。


この単位1に、メートル原器の1mを重ねれば、
人型の実際の大きさ、長さが、特定できる。

イメージの世界は、ポアンカレのトポロジー、ゴム人形の世界なので、
大きさのことが言えなかった。

だが、単位目盛りとメートル原器なり、1光年長さや、1光秒長さをあてがえば、
大きさ、長さのことが、言えるようになる。

視野角と立ち位置。

想定される平面。

人型イメージとか、月イメージとか、地球イメージを内包する想定される平面が、
カメラアイ局所点を含む平面と平行で、

2つの平面の距離、奥行き距離がわかれば、

三角測量で、写真イメージから、写真内に描かれている個物イメージの大きさ、
長さが求まる。

従来の空間認識。


電磁現象の三角測量は、情報遅延を絡ませないとなんで、もうちょっとあとで紹介する。


アインシュタインは、2次元平面だけで思考実験したんで、
大きさ・長さというものを、数学者と同じように、宣言(定義)するだけで
得(え)られると思ってしまった。


物理じゃ、積極的に、加虐的に情報を獲(え)ていかないと、

不確定性原理じゃないけど、対象への関与。相互作用なしで情報は獲られない。

ま、量子力学の説明するんじゃなくて、
特殊相対性理論の単純トリックをまず公知にする段階なので、

ここらも捨象するよ。イメージとダンスの話は、捨象。



ともかく、潜水艦のパッシブソナー、聞き耳と、
金属を叩いて状態や位置を調べるアクティブソナーもあることがわかった。

アクティブソナーは、音を出して、対象に反射して、戻って来た音情報から、
マップを作り出す。

現代の潜水艦はバカじゃないんで、

市街戦で、十字路の壁から顔出して敵を探したら撃たれるんで、
歯医者さんで使う鏡のようなもので、敵を確認する歩兵や、

狙撃手だって、いまじゃ狙撃銃設置して、引き金を引くのも自動だから、
発砲後に、反撃の砲火を浴びても、そこには、狙撃手はいない。

と、同じように、ドローン小型潜水艦に、アクティブソナーを任せ、
自分自身は音を出さない。

哨戒機の投下したソノブイに加虐的情報収集は任せればいい。


身体をバラバラにして、分散して運用できる世界になっている。
もちろん情報の収集は電磁現象の近接作用の世界だけど、

ジンギスカンが、自分の兵を使わず、占領地の兵を新たな敵にぶつけるような、
1人称と2人称の戦いじゃなく、3人称の高みの見物みたいなもんだと
思ってくれればいい。



ゼノンの競技場のパラドックス

新幹線線路と、上り列車と下り列車。


アインシュタインが幻想した、1人称と2人称の同じレベルの相対性じゃなく、
3人称の高みの見物の相対性が、電磁現象の相対性概念には関わってくるんだ。

ガリレオの相対性原理じゃ、そこは隠れてたけどね。


で、長くなってんで、この章、まだ続く。


3の2のタイトル内容が出てないんだけど、


輪郭ってのは線で描くよね。

レオナルド・ダ・ヴィンチだと、スフマート
濃淡で、そこに線が、境界があるように見せるやり方。


スーラ 点描画















写真や液晶画面と同じ、ドットで、線や面の質感を出してる。
連続性じゃないってことでは、これも量子力学的ではあるな。

で、これをイメージの論理に利用しようってことさ。


だが、その前に、ちゃんとアインシュタインが同時性破綻、
基準系と慣性系では同時性が同じではないと思い込んだのを

絵図にしとこう。それが次、


次は、

3の3 座標に導火線と燃え痕(あと)を描こう。

mokuji ヘ






復習




























これは愛媛松山の建物屋根の時計だけど、
クローズアップしてるんで、

この建物屋根時計を愛媛松山で見たことあるヒトしか、
本物大きさ、わからない。




























建物正面全景と、自動車と、横断歩道があるから、
時計の実物大きさ、だいたいの大きさが類推できるようになった。




































遠近法の消失点に時計が成った。
遠近法にも、いろいろ種類があるようで、

ここでは建物1つに注目してるけど

複数ビルディングをそれぞれ別々の消失点を持たせる描き方とか
あるらしい。

昔、渋谷区立富ケ谷図書館で、漫画の描き方の本で見かけたかな。

ま、詳しいことは、よう知らん。

いまやってるのは、ここに電磁現象の情報遅延を導入する前処理。

一番単純な、単数形概念でやってる。

複数形の人称概念は量子力学の無数の地図作製技法、
生物機械、生物の様々な形に関係してくるんで。

遺伝子暗号、コドン。三塩基単位が、なんで生物の輪郭、形態になるのか、
これが量子力学を電磁現象として考えると見えてくると思ってんで。

でも、いまは、特殊相対性理論を成仏させるの優先。









次は、

3の3 座標に導火線と燃え痕(あと)を描こう。

mokuji ヘ



3の2 客車側面輪郭を、たくさんの時計で作ろう。 END






2016年4月11日月曜日

3 さあ、特殊相対性理論で同時を確認だ。



特殊相対性理論が正しい仮説かどうか、実験で確かめよう。




線路と同じ慣性系にいる観察者を「基準系観察者」とする。

線路上を等速で走行中の列車車内にいる観察者を「慣性系観察者」とする。



これも厳密ではないんだけど、ここから始めよう。



ちなみに、時計の時刻表示を見るのが観察者。

アナログ時計でも、デジタル時計でもいい。
腕時計でも、壁に張り付いた時計でもいい。

いま何時何分何秒かを知るには、眼が要る。



盲人の方なら、誰かが今、盲人の方の肩に触れた。
その時刻を盲人の方が知るには、音声ガイダンス付き腕時計のスイッチを押す。

盲人の方は、眼が機能していないが、この場合も観察者とする。



観測者とは、盲人の方なら、肩になにかが触れたのを皮膚圧力センサーが感知し、
神経伝達で脳に情報が伝わり、その時刻を知りたいと思った認知機能のことを指す。

音声ガイダンス付き腕時計のスイッチを押すときも、神経伝達で脳から手に
情報が旅をする遅れが生じる。

こういう細かい工学的な時間差、機械や生物機械による遅延は捨象する。



おとずれ、訪れ、不意に来た現象時刻を知ろうとすると、

事象現場(皮膚の圧力感知現場)から時刻を認知する脳への
中枢方向への伝達遅れと、

脳から機械を駆動させる命令、末端(末梢)方向への伝達遅れが生じる。


それならば、常時、今、何時何分何秒をバックグラウンドミュージックとして流しておけば、
誰かが自分の背中に触れた時刻が、わかる。


背中にすれば、盲人の方の特殊事情というわけでないのが、よりわかる。
背中に眼はないので。
















地球を遠く離れた観察(観測)衛星のカメラアイが捉えた月と地球の姿。

3次元空間内に存在するカメラアイ局所点が描いた2次元平面画像。

この世の誰も、地球の西半球と東半球を同時に見ることはできない。
北半球と南半球でもいい。



列車は、長方体。

左側面と右側面を同時に見ることはできない。
上下や前後でもできない。

それなのにメルカトル図法では、西半球と東半球を同時に見ることができる。

生身の機械の眼では見ることができない、あとで合体させて一覧性を良くした偽物、
それが地図である。

ここでは、数学者が座標に描く諸物も、地図と同じ偽物であって、
座標を参考にして物理をやると間違うという実例として、

特殊相対性理論の単純トリックを紹介しようとしている。


天才アインシュタインの提言に従って電磁現象の相対性概念を公知にする前に、
いくつかガジェット用意して、

アインシュタインが机上の空論をしでかしてしまったことを共通の理解とすべく、
まずは、特殊相対性理論がトンデモであったに納得してもらおうとしている。


月の裏側はこうなってた!NASAの観測衛星が月の裏側の撮影に成功
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52198021.html
人工衛星DSCOVRから観測する地球:NASAが公式サイトをオープン|WIRED.jp http://wired.jp/2015/10/26/nasa-earth-images-from-space/




捨象した厳密を記述しとくと、背中に誰かの手が触れた情報が脳に届く遅延と、
壁に据え付けられたスピーカーから音波が鼓膜に到達する遅延。
鼓膜から脳に情報が伝わる遅延。
水晶時計か原子時計の情報発信装置が、スピーカーを振動させる経路遅延。

さらには、1回の振動。音波は瞬間に発生するのではなく振幅によるものだから、
時刻ではなく、時間幅となり、時間幅が、量子という単位になる可能性もある。

いまは特殊相対性理論の単純トリックを紹介する為にやってるから、
量子力学の話に入る前に必要な厳密性だけを採用し、残りを捨象している。



「あ」という音声は、点的なものであり、数直線上の点や、時刻とみなしていいだろう。
「3時3分3秒」という音声は、どんなに早口言葉にしても、時間幅がいる。


数直線上の 0 の位置は点。
数直線上の線分は、幅。有限幅。
数直線そのものは、無限性。

点は通過することができる。
点は、指し示すことができる。デデキント切断(デデキントせつだん、英: Dedekind cut)

一方、幅はいくら分割しても、幾何学的には無限に繰り返すことができる。
物理の世界では、プランク時間とか、それによる空間の最小単位があるようだ。



さて話を戻して、


音声時刻を常時バックグラウンドミュージックで流しておけば、
誰かが自分の背中に手で触れた情報が、
あっ、見てないから、厳密には手であるかどうかわからないけど、

ま、感触で、手であるだろうと推測して、

誰かの手が自分の背中に触れたという事象と、
自分の鼓膜が現在時刻を聴きとった事象を、同時刻と認識するのが、

観測者である。


英語なら、

観察者をオブザーバー

観測者をタイムキーパー

と、しておこう。あとで、英語圏の方々に妥当かどうか、採用単語は決めてもらう。


2つの事象が、同時であると組み合わせるのが観測者。


あっ、今頃気付いたけど、盲人の方は鼓膜を使わなくても、
アナログ時計を指先で触れて時刻を知る方法もある。

聴覚も触覚も同じ。そして視覚も同じなんだけど、視覚は騙され易い。

と、いう話をしている。



電磁現象の相対性概念に気付くに必要な注意力は用意できた。




誰かが自分の背中に触れたイメージを図左上方に描いた。

自分(1人称)と
誰かの手(2人称人物の一部)を、

頭の中の自分は、3人称視点で、図左上方に自分を含めて描いた。


野球放送では、バックネット裏カメラから、
近い方から

バックネット
審判
キャッチャー
バッター
ピッチャー

と、奥行き方向にカメラを向ける場合もあるけど、



ピッチャーとキャッチャーの間を動くボールを側面から撮影する感じで、
xy平面座標のx軸を線路とする。

自分と、自分の背中に触れた誰かの手を数直線上に並べる感じで
図左上方に描いた。

その時の頭の中で同時に思い描いた時計時刻表示イメージを、図右上方に描いた。

この左右2つのイメージが同時だと自分は思っている。



TPSのダミー人形背中を、見る感じで、

いま、1人称人物の頭の中を描いた。

サードパーソン・シューティングゲーム(英:Third Person shooter, 略称TPS)



画面正面に見える敵だけをオンライン対戦で追い掛ける俺は、
背後を取られ、すぐ斬られる。

背後を警戒するのに振り向くという作業を、つい忘れてしまう。
そもそも、敵がどこをマップ上で動いているか推測しながらやるものだろうけど、
記憶をさぼって、マップも覚えてなければ、要所ポイントさえ覚えないで
対戦ゲーをやってたんで、下手もいいとこだが、

TPSをやるときは、奥行き方向、遠くに敵。
ダミー人形が手前。

そして、画面を見る自分はダミー人形から幽体離脱して、
バックネット裏にいる観戦者の気分で、バッターを操ってる感じ。

レースゲーでも、エースコンバット6でも、
レースカーや戦闘機の搭乗者気分の画面。
ダミー人形が乗り込んでいる車や戦闘機を俯瞰する画面。

さらには、自分が操縦している車や戦闘機の姿が消えた風景だけ画面モードがある。

ゲームやってるヒト前提にしてるんで、ここは細かく説明しない。

19世紀生まれの方々が頻繁には経験しない、
視線の切り替えや画面モードの切り替えを
20世紀生まれや21世紀生まれの我々は体験しているんで、

これからの話は、単純トリックとなる。




特殊相対性理論は、観測者と対象の速度が違うと、
同時性が破綻していると世界に報告した。

基準系と慣性系では、同時性が同じでないとしたのが、

アインシュタインの仮説である。


これが座標だけを使って検証した間違いであることを、
カメラアイイメージからの論理で、まずは御披露目しよう。



それでは、アインシュタインの提言に従って、光速を基準に、
アインシュタインの仮説がどうやら間違いであるを、まず、ちょっと感じてもらおう。



列車というのは、東京ー京都ー博多間の新幹線は16両編成。
愛媛松山の路面電車は1車両だけ。

だから列車、列をなす車と言えない。



danoiz-22さん(@danoiz22)が投稿した動画 -

インスタグラム動画



これからのこともあるんで、列車の基本型を決める。

左側から展望車・客車・先頭車とする。



























いまは客車だけに注目する。



長くなったので、次のページに続く。



次は、

3の2 客車側面輪郭を、たくさんの時計で作ろう。


mokuji ヘ




TPS動画の見本。

Gears of war 3 - Multiplayer Gameplay - 2016 HD
https://www.youtube.com/watch?v=qTJ0K_oUH5I

ACE COMBAT 6 Mission 09 重巡航管制機要撃 エースコンバット6
https://www.youtube.com/watch?v=killyb9lxJA



「Gears of War」「Gears of War 2」「Gears of War 3」の3作品が1本のパック



次は、


3の2 客車側面輪郭を、たくさんの時計で作ろう。


mokuji ヘ



3 さあ、特殊相対性理論で同時を確認だ END

2016年4月10日日曜日

2 同時の確認

愛媛松山の


道後プリンスホテル ボンネットバス

iPhone6Plusの外側カメラアイで撮影した写真だ。



カメラではなく、スケッチブックで写生をしよう。

画家として写生するのではなく、
ボンネットバスのミニカーを作る為の青写真、設計図用だ。

細かいことは飛ばすんで、この写真を元にスケッチしてもいいし、
愛媛松山に来て、実物のボンネットバスを眼にしてスケッチしてもいい。

厳密には、ここにも違いが出るんだろうけど、細かいことは飛ばすよ。

いま必要な分だけのオッカムの剃刀する。



スケッチブックはA4サイズかな。大きなポケットに入るA5サイズかな。
http://www.sizekensaku.com/kami/a5.html


設計図用に描いたスケッチ絵図の大きさは、実物の大きさを気にしなくていいから、
A4サイズでもA5サイズでも、好きなスケッチブックを選んでいい。

全長5メートル、幅4メートル、高さ3メートルと数字を書き込めれば、
ミニカー完成時に実物大縮尺比を展示物に記載できる。



愛媛松山に来れば、ボンネットバスに巻き尺あてて実物の大きさ調べることができる。

写真からだと、車のナンバープレートの大きさは規格ものだからネットで調べ、
ボンネットバスの車幅が、比でわかる。




少し厳密にしよう。




ボンネットバスの正面を簡略化した絵図だ。
赤丸2つはヘッドライト。緑がナンバープレートの長方形。

青い人型が、iPhone6Plus外側カメラアイでボンネットバスを撮影した俺だ。

青点線は、カメラアイを頂点とする2等辺三角形斜線。底辺はナンバープレート。
黒点線は、カメラアイを頂点とする2等辺三角形斜線。底辺はボンネットバス車幅。


俺(青い人型)の手前3メートルにボンネットバスナンバープレートがあるとする。
ボンネットバスヘッドライト位置車幅線分も、俺の手前3メートルにある。

上下方向は、いまは考えないよ。水平方向成分だけを考える。




ナンバープレートの左右水平方向にオレンジの大木がある。
30万キロメートル離れたところに大木がある。

厳密にはピタゴラスの定理で、
俺から3メートルの奥行きと
俺から30万キロメートルの左右への離れの合成から
俺からの大木までの距離が求まる。

俺が手にしたiPhone6Plusは、一瞬の同時にレンズ入ってきた光子群イメージを
写真にする。

俺が鉛筆でミニカー設計用の三面図スケッチしたなら、一瞬じゃなく、
何度もバス見ては、ちょっと描いて、またバス見て、ちょっと描いてを繰り返す。

頭の中で、俺という局所性位置無視して、
バスの前輪右タイヤ(俺から見ると左に見える)を描くときも
バスの前輪左タイヤ(俺から見ると右に見える)を描くときも

真正面から見ているかのように、頭の中で、俺から斜め方向に見えた左右タイヤ、
左右タイヤ程度の正面中心からの離れじゃ印象低いから、

わざわざ強調して30万キロメートル左右に離れた大木を用意した。

カメラアイは正直に、斜線方向からレンズに入光した光子から写真を描くけど、
スケッチする俺は、前方正面の左右部分を、真正面から見ていると、
頭の中で、嘘を使って設計図用の正面図を描く。

(数学者の方々を嘘つきとか、頭が弱いとは、俺は断じて申してないので注意!!)

                                         

ナンバープレート(緑)も
ボンネットバス車幅(赤)も
大木までの距離(オレンジ)も、

青い人型、俺の3メートル前の直線上にある。


青い人型にとっての視野角1度あたりに含まれてる情報量、
ここでの情報量とは、

遠くを見ると、水平線近くのタンカーは小さく見える。
港に停泊しているタンカーは大きく見える。
港に停泊でなく、入港しようと動いてるでも、
出港しようと動いているでもいい。

港ちょっと奥の、小高い丘から見たときの風景と同じ遠近法みたいなこと。


測距儀の分解能とかは、考えない。
参考: 丸い地球で戦争をする話
http://majo44.sakura.ne.jp/horizon/tytle.html




青い人型、俺の3メートル前の直線を、等間隔で分割する。
直線を線路に見立てて、等間隔で枕木を置く。


同じ直線上の、手前中央の視野角1度に見える枕木個数と、
視野角を広くした両端付近の視野角1度に見える枕木個数が違う。


存在としての枕木は、等間隔なのに、
視野角1度あたりに見える枕木イメージの個数が違う。

視野両端で視野角1度あたりに見える枕木個数は、
ナンバープレートが見える視野正面中央付近の視野角1度あたりに見える枕木個数に比べ多い。


存在とイメージは、なんか違う。
枕木は等間隔で、真っすぐな直線上に存在する。

枕木イメージは、分度器で等角度で分けられた視野範囲に、
視野正面中央付近だと少なく、
視野がシュモクザメ(ハンマーヘッド)のように左右に広がったとこでは、
同じ視野角1度なのに、沢山枕木イメージが見える。

等間隔の視野角度から1度に見える枕木イメージの個数違い。

青人型拡大図

直線線路を絵図にした範囲
拡大図




カメラアイで直線を見ると、歪(ひずみ)がイメージに出るようだ。


メルカトル図法では、赤道付近の低緯度に比べ、
北極点付近の高緯度だと面積が大きく表示されてしまって、
アイスランドやグリーンランドが、ものすごい大きな国だと思ってしまう。



メルカトル図法の作り方は、地球儀を半分に割って、
西半球と東半球をペチャンコにする。

厳密には、ちょっと違うみたいだけど、

次に、赤道の長さと北緯30度とか北緯60度の長さを同じにする。
ポアンカレのトポロジーと同じ様に、伸びるゴムの感じで。

南の方も同じでね。各緯度の緯線長さを赤道長さに揃える。

で、北極点や南極点の北緯90度や南緯90度も、
赤道の長さに揃える。



以上のことを、なんとなく背景知識、暗黙知とか頓智として無意識記憶にしてもらって

ここでの本題に入るよ。






再度、ボンネットバスの側面を貼ったよ。

これはボンネットバスの右側面。


見る側とか見られる側とか関係なく、ボンネットバス自体の右側面。

相対性とは関係ないね。



このボンネットバス右側面写真イメージを見ている君は、

ボンネットバス右後輪を左に見ているハズだ。
ボンネットバス右前輪を右に見ているハズだ。

iPadとかを炬燵や床に置いてる場合、
逆立ちしてるのと同じように、

ボンネットバス右後輪を右に
ボンネットバス右前輪を左に

見ているかもしれない。

右とか左に、相対性がでてきた。


まあ、鏡の対称性とか相対性の話はここでは関係ないんで飛ばして、

2つのタイヤイメージが、写真フレーム内に同時に描かれてるから、
わざわざ、静止画内に描かれてる各部分を同時と強調するのもくどいけど、

2つのタイヤ存在は同時に存在すると思い込む。
これが日常の普通の判断。

でも、物理は注意しなきゃ。

ここで数学者なら、

ボンネットバスの4つのタイヤが同時存在すると推察する。
ボンネットバス右側面イメージしか見えてないけど、
存在を扱う数学者にとって、部分的イメージ情報しかなくても、

定義や宣言で、確認しなくても、存在を空間内に述べることができる。

2次元の絵を見て3次元空間を宣言すれば、
写真イメージ内では見えていない左前輪タイヤと左後輪タイヤ存在風景を述べることが、
数学者には許される。


だが、深井零なら、ヒトの感覚など信じない。
バーティゴ(空間識失調)から逃れたいなら、機械の眼を信じろ。

いや、ここではこう言った方がいいかな。

ヒトの思考など信じない。機械学習の判断を信じろ。



オリオン座の三つ星。













wiki オリオン座


3つの星が、同時に夜空に見える。
実際は、雲とかある夜空が放った光子群と、
3つの恒星が放った光子群が

網膜細胞群やカメラアイの撮像素子群に、同時にぶつかった。だ。

3つの恒星は地球からの距離がそれぞれ違う。

ホンモノの恒星を夜空に見に行ったり、撮影しに行ったりすれば、
恒星それぞれへの視線方向を意識する。

でも、2次元平面イメージになった夜空の写真からは、
視線方向を意識することができない。

なぜなら、そこに己の身体位置がないからだ。
天文台だって水平回転したり、望遠鏡筒を上下に振る。

見るためには、正面を造り出そうとする。


だが、アインシュタインの思考実験では奥行きがない。
見ている範囲を切り出した、身体がないから、
視野範囲の大きさという、同時性についても検討されなかった。

ガリレオの相対性原理なら、それで構わんよ。数学だから。

でも、電磁現象だ。電磁現象の相対性概念は、
地球中心説でも、太陽中心説でもなない、万有引力の中心概念が必要だ。

もちろんそれだけじゃないんだけどね。

でもなんとなく、ニュートンの復活が見えてきた。


ドップラー効果ってのは、奥行き方向が関係してくるよね。
光行差ってのも、奥行き方向が関係してくるよね。

ボンネットバス右側面が見える写真。
ここでは、バスは停止しているけど、動いていたら、
ボンネットバス右側面窓から、車内にいるヒトが真っすぐ車外にボールを投げたら



こいつらが、ボールを窓から投げたり、レーザー光線放ったりをイメージ。
こいつら乗ってるのは、鉄道客車だけど。


外にいる俺には光行差。(ここは、電磁現象の空間認識ができてからの話。)





次に、



ボンネットバスが真っ直ぐ進んで、見ている俺にぶつかりに来て、
しかも、バスの中のヒトが手拍子や、LEDライトの点滅や、
メトロノーム代わりの、ワイパーがフロントガラス(ウインドしーるど)で手を振っていたら、

どう見えるか。これって、ドップラー効果と同じだよね。



☆憧れだった特急「つばめ」の画像 - 夢織人の街TOKYO散歩&思い出の場所パート1 - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/julywind727/GALLERY/show_image.html?id=34305717&no=3


これは列車最後尾に位置する展望車のバイバイ手振りメトロノームだから赤方偏移に相当し、
だんだんゆっくりの手振りに見える。駅で見送りする俺には。


もちろん、動いている台車の進行方向に光子を放っても、
台車の速度と光速は加算されない。

そこにはローレンツ変換のローレンツが見過ごし、勘違いしたトリックがあるんだけど、

いろいろ組み合わせるのは後にして、


あれ、ボンネットバス正面の写真だと、


ボンネットバス右前輪タイヤ(俺には左に見える)と、
ボンネットバス左前輪タイヤ(俺には右に見える)が、

同時に見えるぞ。


ボンネットバス左側面の写真と、同時の構成が変わってるぞ。




では、頓智の本番に行きましょう。







3 さあ、特殊相対性理論で同時を確認だ

mokuji ヘ




復習

ここでは、静止してるボンネットバスと、静止している撮影者。
光源や観察者(観測者)の相対速度が問われない段階。

それでも、1枚の静止画からさえ、電磁現象の世界で同時を述べるには、
補正等の手続きが必要であることがわかった。

円周の等間隔と、直線の等間隔を組み合わせると、歪(ひずみ)が生じるから。


写真イメージは、中心部と周辺で歪(ひずみ)割合が異なるので、

単純にナンバープレートの知識情報、規格大きさを使って、
写真上のナンバープレートとボンネットバスの比から、
ボンネットバスの大きさを知ることができない。

これがどうアインシュタインの思考実験と関わりがあるのか。

座標上では、等速直線運動する列車全長中心が、
カメラアイでは、この歪(ひずみ)により等速で移動しているように見えない。

もちろん考えなければならない補正は、これだけではない。

ただし、おもしろいことに複数の補正を合わせると、

と、いう話に続く。


本当に、同時性破綻しているのか、カメラアイで確認する準備作業をしている。
ヒトの眼も、頭も、あてにならないから。



もっと極端な例では、メルカトル図法だとグリーンランドとアフリカ大陸が同じような大きさになります(リンク先は、Two Maps One Scaleという外部のサービス)。http://d.hatena.ne.jp/casualstartup/20141203/how_wrong_is_mercator







次は、

3 さあ、特殊相対性理論で同時を確認だ

mokuji ヘ


2 同時の確認 END

1 物理と数学の違い

特殊相対性理論と言えば、同時性破綻。

基準系と慣性系では、時の流れる速さが違うとか、
ここと、あそこの内部時間は異なるとか。

ホントにそうでしょうか。


ローレンツ変換のローレンツが勘違いしたのが始まりなんですが、
まずは、アインシュタインの見過ごしたところに注目して、

徐々に、この100年間信じられてきた特殊相対性理論を成仏させましょう。
俺は仏教徒じゃないけいど、ま、慣用句ということで。

ちなみに、俺は俺様教。


孫悟空と御釈迦さまの話は、日本人やチャイナの方々なら知ってるので、
話が進め易い。


では、まずそこにたどり着くまでに、物理と数学の違いをやりましょう。

数学は思考実験で、あとは演繹的に論理に整合性があれば完了です。
ローレンツ変換は正しい。

物理では思考実験だけではなく、実験で確認しなければホントかどうかわからない。



数学は宣言(定義)さえすれば、

直線線路を、列車が速度Vで右方向に走っている。
その列車中央から左右に光子を放つ。

線路系のヒトには、先に列車進行方向後方扉に光子がぶつかり、
その後、列車進行方向前方扉に光子がぶつかる。

列車内のヒトは、光子が前方・後方の扉に、同時にぶつかる。を、知る。

列車外のヒトには、同時性が破綻している。ように見える。


おお、なんと不思議なことか。


その辻褄合わせをするのに、アインシュタインは、
基準系と慣性系で、時を同じ扱いするのをやめた。

電磁現象と相性の良くないように見えたニュートン力学を、
光子よりずっと遅い物体が動く世界の近似世界だけで通じるものとし、
アインシュタインの時空論こそホンモノとした。



でもね。絵図で検証してみましょうよ。

実際の実験なんてやんなくても、物理の思考実験でわかっちゃうことです。
アインシュタインのやったのは、数学の思考実験。




A4コピー用紙に絵図を描き、
iPhone6Plusの外側カメラで撮影しました。

机に対して、斜めになってる。撮影態勢が。
A4コピー用紙が台形っぽく見える。

3次元空間的には、A4コピー用紙は机の上。
でも、2次元的写真イメージだと机面に周囲が包まれてるA4コピー用紙。


それをCamScannerアプリで、真上ピッタシから見たように画像変換します。




変換前の台形がわかる作業中のスクリーンショット。



こういうのは数学の行列変換。
数学行列変換を機械がするのは瞬間ではありませんが、
あたかも無時間で計算結果を得たような感じになるのが数学の世界。



絵が下手なのと、光子速度に比べ、1秒間の列車移動が誇張され過ぎてますが、
本質に関係ないので、そこは頭で補正してもらって。

下手な絵をちゃんと見ると、左後方扉に向かった緑色光子が
t=0のときより右になってる。t=1のとき。

これは間違ってる。そこは勘弁してもらって、頭の中で修正してください。

列車は。ちゃんと右に動いている。ように描けてる。



いま特殊相対性理論の話をしているのに、
iPhoneのアプリの説明なんかして、なにがしたいのだ。

と、思っていらっしゃるでしょうが、

そこはちょっと、ぼんやりとした頭で、お付き合いください。



建物の設計図や、自動車や機械の設計図。
正面図に側面図に上面図。

この世界を3次元空間だと思ってるから、
三面図は、6方向に投影したものを使います。

サイコロの表面を描写するのに、6つの方向から見ないと描けません。



投影法は、射影幾何学というのかな。

無数の平行光線を使って、6つの方向それぞれを正面とした方向から
見た感じなのが、設計図の三面図で描かれたものです。

机面に対し、iPhone6Plus筐体が平行でない撮影態勢だったのを、
被写体に対し理想的平行な態勢に撮影筐体が位置していたかのように

CamScannerアプリが、存在しなかったカメラアイ位置から被写体が
どのように見えるかを行列変換で作成してくれました。


iPhone6Plusが2台ないので、
古いiPhone4で、A4コピー用紙に対して平行な撮影態勢を再現しました。



古いiPhone4の液晶画面に、この写真を撮影しているiPhone6Plusが薄っすら反射しています。

CamScannerアプリは、斜め撮影態勢でiPhone6Plusで得た画像を、
古いiPhone4位置で撮影したかのように、画像変換してくれました。


しかし考えてください。iPhoneのカメラアイは、iPhone筐体の有限平面に比べて小さい。
iPhone筐体が、被写体であるA4コピー用紙表面を出発した光子群を集めたわけじゃなない。
ぶつかったわけじゃない。ぶつかったのは、カメラアイの光学素子群。
ものすごい小さな範囲。スマホ筐体に比べて小さな点。




ガムラン 影絵




ガムランの影絵芝居は、点光源を使っているようですね。


射影幾何学には、平行光線を使ったものだけじゃなく、点光源を使ったものもある。

影を作り出す平面人形を、スクリーンから点光源に近付けると、
スクリーン上に見える影が大きく見える。

点光源・平面人形・スクリーン。


アインシュタインの思考実験では、奥行きってのを考慮してないぞ。

電磁現象ってのは近接作用だから、情報は現場、事象が発生した現場から
瞬間には届かない。


数学の思考実験では、観察したり観測している対象と、
見ている側の相対性だけを考慮してたけど、


見るってのは、光子群がカメラアイに衝突することだ。

天文台だって、そうだよね。

ベテルギウス。約642光年向こうの存在。
いま、超新星爆発してるかもしれないから、その存在形態がどうなってるか、
地球上の天文台じゃ、わからない。ハッブル望遠鏡でもだ。


存在と見えているイメージって、別のもの。

それに、スクリーンってのを使うと、見かけの大きさってのもあるようだ。


なんかいろいろあるってことだけを、まず感じてくれ。

こんなことが特殊相対性理論のどこに関係するんだって、まだ思うかもしれない。

でも、オッカムの剃刀やり過ぎて、電磁現象の本質、情報遅延を見逃しちまったんだ。
この100年の物理学者達は。

数学者ならしかたないよ。彼等は、座標に存在をプロット(布置・配置)して、
そこから思考するのだから。数学者は気付かなくても責任ない。


じゃ、そろそろ具体的な証拠を、アインシュタインの思考実験から拾い出して行こう。



2 同時の確認


mokuji ヘ





ここでの復習。

電磁現象を観察するには、視線方向とか視野角がないと、カメラアイがイメージを描けない。

一方、アインシュタインの思考実験で使われてる図は平面図なので、
具体的カメラアイの位置がない。数学用語なら不定とか不能に相当する感じ。
わかってるのは、被写体である列車との相対速度だけ。


カメラアイは点的な存在で、観察対象やスクリーンと、奥行き距離という関係を個別にそれぞれ持つ。

スクリーンのこっちでガムランの影絵芝居を見ている観客(カメラアイ)も、点的。局所性。

「存在・イメージ・見かけ」 って、ものがあるらしい。

それがどんなものであるか。電磁現象の世界で。それはゆっくり。説明、するよ。



2 同時の確認

mokuji ヘ


1 物理と数学の違い END

0 営業の御誘い

よろしくお願いします。



特殊相対性理論の前提条件見過ごしに気付くと、すぐに、
この100年の宇宙論が総崩れします。

ブラックホールだ、ダークマターだ。
と呼ばれる現象には、新しい解釈が必要になるでしょう。

天文学者が観察したり観測したものは事実ですが、
空間や時間の解釈はニュートンが復活することで、

電磁現象の世界が、そのまま量子力学となり、
量子力学の最初の地図、解釈が可能に。


この2000年間とか3000年間に渡る西洋哲学が結実し、
経済や政治に豊穣も。たぶん数学の世界にも。



俺は姿、形は東洋人。

でも、俺はハインリヒ・ロムバッハの駒。

ヘルメスの思考方法を紹介しましょう。


これが法螺話かどうかは、ゆったりと確認、お願いします。





ホントの話だった場合、

ネットの時代ですが、出版すれば、
数億円から100 million dollar の印税が見込める話。

俺の見たもの、見方に気付いた早い者勝ち。

現役の物理学教授でコミュニケーション能力と説明文才のある方。

これはかなりいい儲け話ですぜ。

ま、俺と関わりを持つかどうかは、判断の分かれ目ですが。

俺を監修者として出版を狙う。

配分は、会って相談。




直接の印税山分けに入らない方々も、
共著者となる現役物理学教授に俺を推挙していただければ、

そこにコネなりなんなりの利益が発生すると思われるので、
よろしくお願いします。

エルデシュ数のようなコネ。



それではまず、物理と数学の違いから入りましょう。


1 物理と数学の違い

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『世界と反世界 ― ヘルメス智の哲学』

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