2016年8月2日火曜日

考古学者の結論


特殊相対性理論解説書に載っている説明絵図を再現する。


画像だけを別タグで開きたい方は、このリンクで。
http://trickparapara.blogspot.jp/2016/08/un-deux-troix.html


このページは、読みにくいので、軽く読んでいただき、
細かい部分検証と、必要性等は、

次のベージ以降で解説します。


当ページ前半は、数直線の任意の2点を、同時と見做すやり方。
しかし、物理的土台を欠いた視野狭窄の論理。ネタばれは次ページ以降。

後半は、ぐたぐたですが、考古学者の結論。









図1 同時性破綻


数直線線路系の時刻を
t=0秒、1秒、2秒・・・
と、等間隔時刻で表すところを、
目立った事象順番、つまり、等間隔時刻ではない、A、B、Cを使っています。




t=A : 客車中央位置に存在する2つの光子。
      数直線上では、原点O(オー)に。
      数直線数字目盛りなら、0(ゼロ)の位置に2つの光子。



客車中央で2つの光子が、図で左右に放たれた時刻を t=Aとする。

緑色大木位置が xy平面座標の y軸に相当する垂直な線。


赤字でAA、BB、CCと、描いているのが、左右に放たれたそれぞれの光子位置。





t=B : 客車の左側、列車進行方向後方に向かった光子が、
      展望車への扉に光子がぶつかった時刻B。


解説本では、先に列車後方に光子がぶつかって、
後から、列車前方に光子がぶつかることは説明されているが、

手品師のやり方が、わかっていない。



手品師が、左手指先動きに、観客の注目を集めるときは、
反対の右手指先で、なんかしている。

100年間、物理学者達は、自分自身の視野狭窄の思考に騙されてただけなんだよ。


ここでは、手品師の右手指先である、
右に向かった光子のB時刻のB位置を、ちゃんと描いている。

数直線上のどこでぶつかったか、視野狭窄しないで記述。
そして、そのときの、もう1つの光子位置も正確に記述。



数直線上の、


+B地点に立つ歩哨が、眼(眼球)の前に、光子1つを確認。

量子力学的厳密さだと、確認とか観察(観測)されたということは、
相互作用や波速の収束が生じてマズいんだけど、そこは飛ばす。

その時、客車の先頭車への扉が、+B地点に存在していないことも確認する。


ーB地点に立つ歩哨が、眼の前に、光子1つを確認。

その時、客車の展望車への扉が、ーB地点に存在していることを確認する。




ちなみに、展望車と客車と先頭車のイメージ図も共有しておこう。


いまは、この中央の客車だけに注目して話をしている。
左だ、右だ。進行方向後方だ、進行方向前方だの、言葉での前後左右は、
混乱するんで。

混乱する理由は、絵図を見ている視覚者(しかくを使うもの)の
身体と、イメージ図なり座標を見ている位置関係。

数学者が見落とす、とこなんだけど、これがトリックなんで、徐々に説明している。





t=C : 先頭車方向に向かった光子が、先頭車への扉にぶつかった。


+C地点に立つ歩哨が、目の前に光子1つを確認。

その時、先頭車への扉が、+C地点に存在していることも確認した。


ーC地点に立つ歩哨が、目の前に光子1つを確認。

厳密には、展望車への扉にぶつかった光子が、ここで見えるわけないと思うが、
展望車への扉が、100%透過のガラスでできてたとか、
ハーフミラーでできてたとか、
伊達メガネのような、ガラスが入ってない、枠だけの扉で、
ドアに猫用の扉みたいな、ちょい違うが、光子が通過できる穴があるとする。



俺の下手な絵図は、幾何の演習問題で、角度を求めよの図で、
角の正確な角度が描かれていない、酷いもんだが、

定量より定性を重んじるのが、言葉からイメージを紡ぐ戦争屋のやり方なんで、
そこは、少々、付き合ってもらう。




さて、気分で、客車内のヒトになってみよう。
客車内のヒトには、当然、客車中央から同時に放たれた2つの光子は、
展望車への扉と、先頭車への扉に、同時にぶつかったハズである。


これで、同時性破綻が、基準系と慣性系で生じていると、
信じ込んだのが、ここ100年の物理学の醜態。

アインシュタインは、仕方ない。
最初の人物は、間違うことだってある。

「 後医は名医」



物理学なんだから、同時でなかったか、同時であったかは、
観測機器や、観察装置を使って、証明しようじゃないか。

数学者のように、「自明である」で、済まさないのが、物理学。





客車側面に無数のアナログ時計を埋め込もう。
同様に、数直線線路の枕木にも。


列車系と線路系。

ここでは、60秒で秒針が1回転する時計でもいいし、
x秒で秒針が1回転するアナログ時計でもいい。

さらには、客車の時計群は、x秒で1回転するで、
枕木の時計群は y秒で1回転するでもいい。


どうせ、いま、線路系から、客車の時計群を見ようとするのだから、
アインシュタインの特殊相対性理論、仮説が正しければ、

線路側からは、見かけの回転速度、
アナログ時計だから秒針の回転速度という、下手な物理的説明しなきゃだから、

デジタル時計にしよう。数字。が見える。

数字じゃなく、ヒマワリの成長で、無蓋車と、線路脇を対比した絵図を
見せたのが、前ページだった。


図2 無蓋車の双葉

無蓋車に3つの緑色双葉が見える。

これを3つのデジタル時計表示に見立てる。



t=A に、無蓋車に3つのデジタル時計時刻。表示絵=ヒマワリの種。

t=B に、無蓋車に3つのデジタル時計時刻。表示絵=ヒマワリ双葉。

t=C に、無蓋車に3つのデジタル時計時刻。表示絵=ヒマワリの茎。



時刻表示の数字を、ABCは使ったし、
アラビア数字の1,2,3は、普段使ってるんで、注意力が欠けるし、
で、ヒマワリ成長アイコンが、時刻表示絵となっている。

イロハでもいいんだけど、文章が日本語なんで、これも注意力が欠けるんで、


表示絵=ヒマワリの種 ⇒ one, とか、un
表示絵=ヒマワリ双葉 ⇒ two, とか、deux
表示絵=ヒマワリの茎 ⇒ three, とか、troix

フランス語は、馴染みがないんで、これにしよう。


客車側面が、液晶表示パネルになってて、
時刻表示が数字でなくフランス語で表示されてる。

しかも、丸型表示パネルに。

一方、線路側の枕木には、四角型表示パネルにA,B,C。
これが時刻 Tを表す。


客車側面液晶丸パネルのフランス語時刻表示は、
線路系から見えるイメージ。



図 un


図 un :

客車床に見える黒い粒、3つは、ヒマワリの種。

展望車への扉近くと、
客車中央と、
先頭車への扉近くに、ある。


数直線線路に見える四角は、枕木側面に埋め込まれた、
線路系のデジタル時計に表示された時刻A。

枕木に立つ歩哨さん達すべてが、それぞれの腕時計を同期している。

数直線を黒板に描く数学者の技法に、
戦争屋が兵隊さん達を駒として布陣して、イメージ化したもの。

客車側面に表示された丸内に、フランス語で表示される時刻は、
客車内の座席に座っている、兵隊さん達の腕時計と同期してある。

客車内の兵員さん達は、第一次世界大戦で、
列車であちこちに動員されている、ヨーロッパのどっかの風景。





現実の風景なら、3次元のどっかから身体の眼なり、カメラアイを、
小高い丘に置いて、線路の横姿を俯瞰したり、斜めに見下ろしたりしてるけど、

数学の世界で、数直線を描くときは、なぜか横姿の線路。


黒板を見る教室内の生徒の眼球から、の視線が、
黒板を貫く方向に、数直線をイメージすることがない。


野球で、ピッチャーが投げたボールを、ピッチャーが自分の目で追う。
奥行き方向に、数直線をイメージしたって、いいじゃないか。

野球だと、バッターになった気分の、
ネット裏からの視線で、カメラアイが、
ストライクかどうか、ちょっと斜め上からの視線で、
ボールを追うけど。


フェンシングの試合も、だいたいの時間は、
互いの選手の視線方向でじゃなく、

真横の、審判席から2人の選手が視野内に入る視線。



駅ホームに立って、線路を見ると、動いてない。
通過列車は動いて見える。


上り列車(走行中)から、線路を見ると、線路が動いて見える。
その線路上を走っている下り列車も、動いて見える。


数学者や、電磁方程式のマックスウェルは、
駅ホームと動いている列車の相対性はやったけど、


観察者側が、線路に対して動いている上り列車内から、
反対方向に走る下り列車内を見たり、

複々線で、同じ方向に進む速度違いの列車内から、
相手側列車内の動きを観察する場合を、条件に入れるの忘れてた。

水平方向に列車内で動く車内販売員さんや、上下に動く光時計の光子は、

入れ子の、入れ子の、入れ子。



アインシュタインなら、すぐに気付いたろうが。ここまで説明すれば。
アインシュタインは、数学のヒトだった。
もちろん、数学者からしたら、
アインシュタインは数学ができない方なんだろうけど、

戦争屋、イメージを当て嵌めて、適当にあたりをつけるやり方に、
慣れてなかったんだろう。

アインシュタインは、大日本帝国海軍に対して、
効果的に魚雷を使う方法をすぐに思いつくぐらい、
イメージのヒトだろうけど。

話を戻して、


図 deux

枕木系の時刻表示がBで、
客車系の時刻表示が フランス語のdeux(でぃー、いー、ゆー、エックス)。

フランス語のカタカナ音じゃないって、
英語のアルファベットのカタカナ読みで、
フランス語のアルファベットのカタカナ読みしてないって。

それぐらい違和感がある方が、いいの。

これは、2じゃなくて、ヒマワリの緑色双葉と同じ、文字絵。

絵文字じゃないよ。意味が分からん外国語の文字列が、絵に見える。効果。



シニフィアンとシニフェ。意味されるものと、意味したものだったかな。
ま、どうでもいい。

漢字圏じゃ、絵に相当するもの。漢字の部位。



偏と旁

偏旁 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/偏旁

偏旁(へんぼう)とは、漢字の字体を構成する要素の一つで、左右上下内外の部分に分解できる要素をいう。


漢字圏じゃ、アルファベット圏と違って、単漢字にさえ、左右だけじゃなく上下まである。

左右や上下を認識するには、身体感覚が要る。


左右上下の同時組み合わせとしての単漢字。


内外は、

皮膚の内側の有限性空間と、
皮膚の外側の無限性空間。

客車という内と外を隔てる境(さかい)。境というより、包む皮膚。

味覚は、口腔内で、飴(アメ)を包んでいる感じだけど
嗅覚は、身体の方が無限性空間に包まれてる感じ。

これで五感は出揃った。




話戻して、



-B位置の歩哨さんは、光子と展望車への扉を、真ん前に見る。

衝突した瞬間を、眼の前で見る。目の前で見るが普通の書き方だろうが、ま、いい。

このとき、目の前に、「deux」表示も見る。


時刻の数字として見るんじゃなく、わけのわからんアルファベットの文字列。

ついでに、自分の腕時計を見ると、時刻Bだ。



歩哨さんは、自分の存在と、その存在位置を、数直線線路のマイナスB地点と、
記録に残す。その時の腕時計時刻を時刻Bと。

整理するぞ。



要素群の同時性: ある歩哨の記録より。


観察記録者である自分(歩哨自身)についての記録

歩哨さん身体 名前をBさんとする。 Whoイメージ
マイナスB地点               Whereイメージ
腕時計時刻表示B              When(線路系)イメージ


観察した情報の記録

展望車への扉               存在イメージ
光子1つ                   存在イメージ
「deux」                    存在イメージ
ヒマワリ双葉の緑色            存在イメージ

4つの存在イメージが極小空間に同時に見えた。



7つの要素の同時性(組み合わせ)が、歴史資料から読み取れた。

考古学者の、なにが起きたかの証言整理。


厳密に言えば、歩哨さんBは、事実を記録したと思っていても、
記録した内容は、催眠状態の夢の中のイメージ集まりだったかもしれない。

胡蝶の夢



注意してもらいたいのは、私は、哲学系の話をしているのではない。
考古学者も、情報将校も、戦争屋も、

時刻とか空間位置を、情報としてしか扱わない。
空間の連続性とかは、あとでの処理となる。

メルカトル図法では、グリーンランドの面積が相対的に大きくイメージされるように、
歩哨さんBが記録したイメージ情報を、そのまま使うわけではないということ。

月の大きさと、太陽の大きさが同じに見えるのは、地球から眺めてるから。

と、同じような、ローカル性の扱いが、
ガリレオの相対性原理から、
電磁現象の相対性概念に拡張するとき、

必要になるということ。



数学者が見逃すのは仕方ないが、
実験装置によって得た情報から世界を理論化、構築する
物理学者が見落としたのは、醜態。


要素群の同時性を認識したのは、
基準系や慣性系の代表者ではなく、

ここでは、点位置に存在した、歩哨さんだったハズということ。



しかし、この歩哨さん証言記録が、
あなた(数直線絵図に騙された)の頭の中で合成されたものだったら。


読み進んで単純トリックに気付けば、小学生なら、あたりまえのこととなる。

証言じゃなく、写真を使うと。







un deux troix を 、1秒、2秒、3秒と、
等間隔の時間差としてではなく、

出来事の順番として、いまは、読んで欲しい。


A、B、Cを、出来事の順番、

2つ光子が左右に放たれる。
展望車への扉にぶつかる。
先頭車の扉にぶつかる。

の、ように。




図 troix

要素群の同時性: ある歩哨の記録より。


観察記録者である自分(歩哨自身)についての記録

歩哨さん身体 名前をCさんとする。 Whoイメージ
プラスC地点                Whereイメージ
腕時計時刻表示C              When(線路系)イメージ


観察した情報の記録

客車の、先頭車への扉          存在イメージ
光子1つ                   存在イメージ
「troix」                    存在イメージ          
ヒマワリの茎と葉              存在イメージ

4つの存在イメージが極小空間に見えた。






用意ができた。

これが数学者がしでかす、胡蝶の夢。



考古学者は、刑事や探偵のように、
もう少し、詳しく調査をする。

すでに、数学者なら気付いたかもしれないが、

要素群のまとまり、が、話に出たなら、

要素群のまとまりから、部分集合をピックアップして検証する。


だから、数学者がしでかす、胡蝶の夢。じゃなくて、
数学かぶれの物理学者がしでかした、胡蝶の夢だ。

夢の中で検証しただけで、満足して田舎に帰るような。





客車の中のヒトになってみよう。

客車内の3カ所の座席。


≪展望車近くの座席・客車中央座席・先頭車近くの座席≫


それぞれの座席で座って、腕時計の時刻を合わせる。



時刻UNに、客車中央から左右に光子を放つ。





要素群の同時性: 展望車近くと先頭車近くに座ったヒト達の記録より。


時刻DEUXに、客車中央光源から放たれた光子がそれぞれの扉にぶつかった。

この時、ヒマワリは、ちょうど、緑色双葉。

同時刻であるのが、

「腕時計が表示する文字deux」と
「ヒマワリ緑色双葉」

を、同一フレーム内に入れた写真で確認された。


展望車近くに座った乗客ノゾム氏と、
先頭車近くに座った乗客アタマ氏によって。




ちょっと待ってくれ。

【図 troix】  じゃ、

ヒマワリが、茎と葉にまで成長してるぜ。


展望車への扉だろうが、
先頭車への扉だろうが、

光子が扉がぶつかったとき、
客車内のノゾム氏とアタマ氏は、

ヒマワリは緑色双葉。
証拠の写真まで撮ってるぜ。

deux時刻表示が映り込んだ。

「光子」と「扉」と「ヒマワリ緑色双葉」と「deux」の4点セットが、極小空間で同時。


それなのに、線路系から見たら、

展望車への扉を観察した歩哨Bさんの話だと
ノゾム氏とアタマ氏と同じ4点セットの観察結果を得て、

先頭車への扉を観察した歩哨Cさんだけが、
光子と扉がぶつかったとき、「troix」表示が見えて、
ヒマワリが茎と葉まで成長してるって証言してる。



特殊相対性理論。斜交座標まで使った、説明図でも、
基準系と慣性系では、事象は前後しても、事象内容は変わらないが定説だった。

事象内容が、系によって変わってしまったら、
アインシュタインが、間違ってたことになる。





事象内容が違ってしまったところを、
映像イメージで、わかりやすく解説しよう。



歴史証言者は、

歩哨さんB
歩哨さんC
ノゾム氏
アタマ氏

4人の内、証言内容が違うのが、歩哨さんC。



そこで封印列車を用意しよう。


客車内の様子が、線路系からは見えないように、
ブラインドを降ろし、中の様子が見えないようにする。

面倒なんで、客車を長方体とする。

窓なしの箱。

客車側面を液晶画面にする。




ノゾム氏とアタマ氏が、ビデオカメラを持ち、床方向に向け、

自分の腕時計表示画面と、
光子が扉にぶつかった瞬間の自分の足元の床を映す。

床には穴が空いていて、数直線線路と枕木が真下に見える。
この枕木も映す。


腕時計表示画面
足元床面
枕木

光子が扉にぶつかった瞬間、足元床面を黄色ライトが照らす。

信号機が青⇒黄⇒赤に変わる感じで、
光子が扉にぶつかる前は青。
黄色ライトが一瞬点灯したあとは、赤。



電磁現象伝播の有限速度による光学機器による遅延は、
極小範囲なので無視する。


ビデオカメラで撮影された映像が、瞬時に、
封印列車側面に映し出される。

ノゾム氏撮影の映像は、展望車近くの側面に表示され、
アタマ氏撮影の映像は、先頭車近くの側面に表示される。





絵図にする前に、言葉で追ってみよう。


数直線上に描かれた無蓋車。
そこには、ヒマワリ双葉が3つ同時に描かれていた。


無蓋車だろうが客車だろうが、数直線上の線分両端は同時刻。


ということは、


ノゾム氏が扉と光子の接触を確認したとき、
時刻表示が「deux」なら、
アタマ氏が扉と光子の接触を確認したときも、
時刻表示が「deux」。

その時、

ノゾム氏が、床下に見た枕木時刻表示が「B」なら、
アタマ氏が、床下に見た枕木時刻表示も「B」となる。


ノゾム氏のビデオカメラが、
床が黄色になったとき、
「deux」と「B」を

封印列車側面画面に映し出す。


アタマ氏のビデオカメラも、
床が黄色になったとき、
「deux」と「B」を

封印列車側面画面に映し出す。


それを、自分の眼の前で、歩哨Bさんが見る。
それを、自分の眼の前で、歩哨Cさんが見る。


ビデオカメラで同時要素を、1つのフレームに入れ、
封印列車の、2カ所で液晶画面で表示したのを、

それぞれの歩哨さん達が見ると、

床の黄色
客車内腕時計「deux」
枕木埋め込み時計表示の「B」

そして歩哨さん達自身の腕時計表示の「B」。


考古学者の結論。同時性破綻は、なかった。


さあ、なにがおかしいのであろうか。



もう一度 【図 deux】 を見てみよう。

図 deux拡大

線路系から見ると、⇒赤線矢印の光子はB位置までしか移動していない。

先頭車への扉位置は、【図 troix 】 のC位置でもない。


B位置とC位置の間のどこかだ。



数直線線路基準だと、光子は先頭車への扉に届いていない。
しかし封印列車内部では届いている。

ローレンツ変換のローレンツがやったように、
物体は進行方向に縮むで、辻褄合わせをするかね?


それだと、展望車への扉位置、マイナスB地点に、
左に向かった光子は届いているので、変。



【図 deux拡大】 で、先頭車への扉に光子がぶつかったハズの位置、
先頭車への扉真下を、+Bダッシュとしよう。

図 Bダッシュ





歴史証言者は、

歩哨さんB
歩哨さんC
ノゾム氏
アタマ氏

4人の内、証言内容が違うのが、歩哨さんC。


が、

歴史証言者は、

歩哨さんB
歩哨さんBダッシュ
ノゾム氏
アタマ氏

4人の内、証言内容が違うのが、歩哨さんBダッシュ。


と、なった。


歩哨さんCは、客車側面を観察したつもりで、光子と扉が眼の前でぶつかった。
歩哨さんBダッシュは、封印列車側面の液晶画面を見て、光子と扉が目の前でぶつかった。
歩哨さんBダッシュは、先頭車への扉と光子を同時に眼の前で見ていない。



プラス・マイナスも厳密に印(しる)して、


歴史証言者は、

歩哨さんマイナスB
歩哨さんプラスBダッシュ
ノゾム氏マイナスB
アタマ氏プラスBダッシュ

4人の内、証言内容が違うのが、歩哨さんBダッシュ。



最初に注釈した、

数直線線路系の時刻を
t=0秒、1秒、2秒・・・
と、等間隔時刻で表すところを、
目立った事象順番、つまり、等間隔時刻ではない、A、B、Cを使っています。

を、

数直線線路系の時刻を
t=0秒、1秒、2秒・・・
と、等間隔時刻で表すところを、
目立った事象順番、つまり、等間隔時刻ではない、A、(B、Bダッシュ)、Cを使っています。

に、修正。




(B、Bダッシュ)は、どういうことだろうか。

同じ時間に、

左に進んだ光子は、B距離進み、
右に進んだ光子は、Bダッシュ距離進んだ。


こんなことがあり得るだろうか?


この考古学者はホンモノではない。偽物だ。
数学者が描いた数直線図から、部分論理の組み合わせで過去を再現してるから、

わけのわからんことが生じている。





それじゃ、本題に入りましょう。


小学生ならわかること。


数学者の描いた数直線図なら、目を瞑って、頭の中でもイメージできる。

でも、物理の同時って、

顕微鏡の視野内や
双眼鏡の視野内や
望遠鏡の視野内に見える事物の同時性。

視野という有限性範囲内。

目で見ないと、カメラアイで写さないと、
瞼を開けたり、レンズの蓋を取らないと、

複数輝点を同時に見ることができない。
想像でのイメージ補完じゃなく、

受け身での光子群捕獲。

光源に向かって進み、積極的に光子群捕獲しても、

地球で、星々の光を待ち受けても、
地球からロケットに乗って、恒星に光速の半分速度で近付きながらでも、

光子群は、網膜に光速でぶつかってくる不思議。

この不思議をデカルト座標と呼ばれる xy平面座標に描かれた
数直線じゃ、引き受けられんの。


だから、わけのわからんことになった。




夜空にオリオン座が見えるのは、

オリオン座の枠であるベテルギウスと残り3つの星々と、枠内の3つ星。


wiki オリオン座

複数の星々が同時に見えるから、輝点と輝点を結び、
オリオン座という絵ができる。


でも、地球からオリオン座の星々、それぞれへの距離が違う。

ということは、バラバラの過去発光輝点を、いま同時に見ているわけだ。




3次元空間に、真っ直ぐな線路を用意しよう。

等間隔に敷設された枕木群が同時発光する。


これを観察する機械は、ヒトの頭部だったり、カメラアイ。


ヒトの眼は頭部に2つあったり、
電波望遠鏡複数を一塊(ひとかたまり)と見做して運用する方法もあるけど、
トンボの複眼、まるで、全身を覆う皮膚の触覚群が眼になったようなのもあるけど、


世界を認知する身体は、極小空間点。宇宙の大きさに比べて。


枕木群の複数に対して、世界を認知する身体は1。

1対多の写像関係。


もちろん、カメラ複数をあちこちに設置して、それを統合しての話は、あとでする。


まずは、1人称で、世界を認知するとき、


3次元空間内の直線的線路区間の、
枕木群同時発光が、

カメラアイには、同時に見えない。


なぜなら、空間の1点に設置されたカメラアイから、
枕木それぞれへの距離が異なるから。


つまり、奥行きの話。

奥行きの規格化、同じだけ離れた場所、

すなわち、同じだけ過去の事象を観察していると見做せる座標系を用意しないと、


基準系だの慣性系だのの、電磁現象世界の同時性は、問えない。



そして、補正すると、ニュートンが復活する。



存在とイメージと見かけ

を、分けよう。



爆音がする。夜空を見上げる。旅客機の輝点が移動するのが見える。



次は、

ここに次のリンク

mokuji ヘ










mokuji ヘ



100の100 ABC END